こんにちは。もの子です。
各地で起きている記録的な大雨に土砂災害。
テレビをつける度に増える死者・行方不明者数。まだまだ続く大雨の予報。辛いニュースが続きますね・・・。
近頃は数十年に1度の想定外の天気が多くて、いつ当事者になるか本当にわからない。
ということで、「いざ自分が被災したら?」必要になりそうな情報を集めてみました。
幸い災害の少ない地域に住んでおりこれまで地震・大雨・台風などの災害の危険を肌で感じたことが無かったこともあって「いまさらこの情報?」というくらい基本的なことばかりかもしれません・・・^^;
自分の住んでいる場所のリスクについて知る
さすが国交省!という情報量です。
- 住所を入力
- 災害種別(洪水・土砂災害・津波)をクリック
地図上で
「浸水のおそれのある場所」
「土砂災害の危険がある場所」
「通行止めになるおそれがある道路」
を同時に表示して確認することができます。
(私の住む長野県の県庁所在地付近の洪水ハザードマップ)
私の住んでいるアパートは大きい河川からある程度離れているから、そちらへ近づかなければ大丈夫かな~と気楽に考えていましたが、このマップで調べたところ
- 洪水によって想定される浸水深→5~10m
- 地形からわかる災害リスク→氾濫平野*1
とのことでした。
想定浸水深が3m以上の我が家は避難する時このような注意点があるようです。
2階床面が浸水するため、2階建て住宅及び2階の住民は、避難が遅れると危険な状況に陥るため、避難情報のみならず、河川の水位情報等にも注意し、必ず避難所等の安全な場所に避難する。
高い建物の住民でも、浸水深が深く、水が引くのに時間を要することが想定されるため、事前に避難所等の安全な場所に避難する。
アパートの1階だから早めに避難しないとヤバい。
しかも「災害があったら避難しよう」と思っていた高校の方が想定浸水深が深かった・・・。
地震の時は大丈夫そうだけど大雨の時はかえって危険だったかも。
また
- 災害リスク情報
- 道路防災情報
- 標高・地形
など、知りたい情報を選んで地図上に追加で表示する事もできます。
(「道路冠水想定箇所」「事前通行規制区間」を追加)
!マークは「道路冠水想定箇所」・・・大雨の際に冠水して車両が水没するなど事故が起きる可能性がある道路とのこと。
クリックして「箇所表を表示」すると、住所などの情報と一緒に道路の写真をみることができます。
避難場所へ向かう時のルートを練るのに必要な情報ですね。
このマップで自宅・実家・勤務先の周辺を調べてみたところ、親や地域の人たちから聞く話や目に見えている地形から「安心」だと考えていた箇所でも意外と災害時にリスクがある事がわかりました。
また、具体的な避難ルートと避難場所も検討することができました。
避難・備蓄のキホンを知る
こちらは日本気象協会が運営している「トクする!防災」という防災プロジェクトのページです。
- 避難情報の種類(避難準備~避難勧告~避難指示)の解説
- 「避難場所」と「避難所」の違い
- 気象予報(台風・雷・大雪etc.)別の「備え」と「避難」のポイント
などなど基本的・だけど重要な情報がかわいいイラスト付きで分かりやすく解説されています。
コラムも充実していて、読み物としてもなかなか面白いです。
これとか
最近の子供達は「缶切り」を使ったことが無い!?実際に中学生が、缶切りをつかってみた!! | トクする!防災 | 日本気象協会
これとか
高層ビルで働く女性必見!55階から階段で降りて登ってみた ヒナんどりやってみた! | トクする!防災 | 日本気象協会
日常の生活から災害時の事を考える良いキッカケになりますね。
お子さんがいれば夏休みの自由研究のテーマにするのも面白いかも。
非常用持ち出し袋 販売サイト
実家にいたころからず~~っと「いざという時のために準備しなきゃ・・・」と思いつつ用意していない持ち出し袋。
家で使用している消耗品を多めに買って備蓄する「ローリングストック法」はすでに実践しているけれど、外に避難する時には持ち出せないと意味がないよな~と思っていました。
いざ検討してみると、中身の内容は各社力をいれていますが・・・肝心の持ち出し袋がナップザックだったり手提げだったり。
これ持って大雨の中避難できるの?中身無事??って製品も結構あります^^;
個人的に気になった商品がこちら。
リュックが防水・防汚・耐火使用。持ち手に蓄光テープが貼ってあり、暗闇でもスムーズに持ち出せる等よく考えられています!
シンプルなデザインだし出入口の玄関にもそのまま置いておけそう。
ただし一人分のセットで19,800円。家族分揃えるハードル高いよ~
リュックのみだと10,800円。ぐぬぬ・・・。
こういうの、引っ越しや出産祝いのプレゼントに貰えたら助かるかも。
どうかなあ・・・夢なさすぎ??
結局持ち出し袋についてはまだ検討中です・・・。
おススメや実際使用している防災セット・持ち出し袋があれば、ぜひ教えてください~><
防災について調べて感じたこと
まだまだ知識としては不安な面も多いですが、自分の住んでいる地域のリスクを調べたり防災グッズの購入を検討するだけでも得られるヒントがたくさんありました。
特にハザードマップはぜひ見ていただきたいです!
通勤ルートや避難所への道順を辿ってシミュレーションすると、意外と安全な道が限られていたりします。
余裕がある時に仕入れた情報が、いざという時に役立つハズ!と信じて・・・。
今後もこのページは更新していこうと思います。^^
*1:起伏が小さく、低くて平坦な土地。洪水で運ばれた砂や泥などが河川周辺に堆積したり、過去の海底が干上がったりしてできる。