町の手芸屋さんの横を通った時に、急に『私、スタイを手作りしてみたい!』と思いたち。
店員さんに相談しながら布とスナップボタンと型紙を購入。
ミシンはないので手縫いでチクチク…
ムスメが寝た後、夫がテレビを見ている横で作業してトータル3時間ほどで完成しました。
ハンドメイドをする方からすると『日常の一コマ』かもしれないけれど、これ、私の中では大事件でして。
子供の頃…
テレビでワクワクさんを見て牛乳瓶の蓋とか紙パックをたくさん集める
→長い間放置して、ついに母がゴミと判断し捨てる
同じクラスの編み物好きな女の子に憧れてお小遣いでかぎ針と毛糸を買う
→マフラーの途中で飽きて放置
→見かねた母が仕上げる
夏休みの自由工作
→「割り箸数百本使って東京タワー」とか「シーグラスでランプシェード」みたいな大作を作る計画を立てるも材料集めの途中で放置
→夏休み終盤にやっつけ仕事で謎の貯金箱を作り上げる(ちびまる子ちゃんを参考に)
マンガ『ご近所物語』や『ジェリービーンズ』の影響でジーンズやシャツのリメイクを試みる
→服を切り刻んで終了
ご近所物語 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
- 作者: 矢沢あい
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/01/10
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大人になってから…
ネイルアートしてみよう!とネイルケア用品からシールから色々買い揃える
→一度やるも自分のイメージとは程遠いガタガタ感。不器用さに凹み、その後自爪のケアすら続かず
→基本中の基本の菱目打ちの練習は楽しかったが作品を作るまでたどり着かず
→道具を姉に譲る
着物好きが高じて和裁教室へ通う
→教室では集中して作業できるが「家でここまで縫ってきてね(直線縫い数十センチ×2ヶ所程度)」と宿題を出されるとやらなきゃ…と思いつつ手をつけられない
→教室でなんとか浴衣を数枚仕上げるも技術は身につかず
…と、これまでも何度も工作や手芸に憧れては挫折(というか飽きる)ことを繰り返してきた人生だったんです。
それなのに
事前に道具を揃えるわけでもなく、夫の小学生時代の裁縫セットを借り
たった3時間で人生で初めて手芸で完成までたどり着けるなんて。
リバーシブル
ご覧の通り不恰好ですが。
ものすごーく嬉しかったのです。
ムスメに付けてみると、ニヤニヤが止まらない。
今度は娘の服を作るためにミシン買おう!…とか張り切り過ぎると、きっと同じパターンに陥るから止めておいて。
同じ型紙で布だけ変えて、またチクチクしてみようかな。