手帳歴について語りたくなったので。
前記事にも書きましたが、2008年からほぼ日手帳ユーザーです。
私とほぼ日手帳の出会いは
OL時代お昼休みに愛読していた「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイト
とにかく読むことが好きなので、毎日日替わりで更新される糸井重里さんのエッセイや企画を楽しく読んでました。
昼休憩にチェックするのにちょうど良いコンテンツ量なんですよねー。
またこちらでは手帳以外にも様々な商品を企画・販売しているんですが
ものづくりの企画がスタートしてから、関わる人たちや製造工程、こだわりポイントなどなど…
バックストーリーが数週間にかけて丁寧に紹介されるので、いざ販売開始される頃には欲しくてたまらなくなるという。笑
私の稼ぎではとても手が届かないので、毎回読み物として楽しんでいます。
特集ページを眺めているだけでも楽しい…
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毎年9月に発売される「ほぼ日手帳」
私が購入した2008年
その頃のラインナップはA6サイズ・1日1ページのオリジナル版のみでした。
ほぼ日手帳の魅力の一つは豊富な手帳カバー
最初の2年はお手頃なナイロン製のカバーを毎年購入していたんですが、ナイロンの肌触りがどうも好きになれなくて
2010年、¥10,000のキャメルの豚革のカバーを購入しました!
こちらのpig skinという商品です。
このころから『高くても長く使える本当に気に入った物を選ぶ』楽しさを覚えたようにおもいます。
このカバーを7年間使いましたが、軽いし全然くたびれてなくてまだまだ使えます。
本当に良い買い物でした。
1日1ページも書くスペースがあるので、ちょっとした空き時間に手帳を開いてはその日のページに日記をつけたり心のモヤモヤを殴り書きしたりイラストを描いたり。
テレビで見かける料理番組のレシピや半年先のライブ情報、旅番組で特集されるスポットを忘れないようにメモしたり。
とにかく自分が「見たもの」「聞いたもの」「感じたこと」
些細なことでも書いておくと、後々空き時間に見返した時に「定期的に同じような事で悩んでいるなー」って思考のクセに気付けたり
「ちょうど同じ方面に出かけるからメモしておいたこのスポットにも出かけてみようかな」なんて『いつか行ってみたいな』程度だった場所に実際に足を運ぶきっかけになったりしました。
もちろん
何も書かない日が何日も続くこともありますが、そういうページには映画の半券やライブチケット、旅行先のパンフレットにデザインが気に入った旅行先のフリーペーパーなんかを両面テープでペタペタ貼ることが多いです。
年の終わりには手帳がどんどん分厚くなります。笑
いろんなものを貼る - みんなの使い方 - ほぼ日手帳の使い方 - ほぼ日手帳 2019
まさにこんな感じ
そういう使い方を想定して公式の手帳カバーはサイズに少しゆとりがあるのですが、それでも追いつかないくらい毎年パンパンになっていました。
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前記事にも書きましたが
急に手帳の重さが気になって今年からスリムな週間手帳のweeksを使いはじめました。
物の選び方ってライフステージによってずいぶん変わるんだなあ、としみじみ感じています。
それで少し困ってしまったのが
これまで手帳にぶつけてきた思考の垂れ流しやメモ書きやチケットを貼り付ける広大なスペースがなくなってしまったこと。
はじめはweeksも同じ使い方をしようとしたんですが、広々してないと文字はともかく図が描きづらくてイマイチでした。
チケットくらいなら貼り付けられるけど、さすがにA4のチラシ類をweeksに貼るとなると蛇腹に折らないといけなくて収まりが悪すぎるし…。
そこで、今年は試験的に無印のノートに代役を担ってもらっています。
旅行先のチケットやパンフレット
なんてことないアイディアや記録のメモ
遠慮なく貼れる&書けるので気に入っています。
今のところ、来年もこのスタイルで行こうかなと思っています。
心の悩みやモヤモヤに関しては、weeksの限られたスペースが書くのに心地よくて、これまでと変わらず手帳に書きつけてます。
無印のノートにも何度か書いたのですが、広々としたスペースを埋めるようにモヤモヤを吐き出していると、ネガティブな想いを反芻してドツボにハマっちゃうこともあったので…。
ちょっと意外な発見でした。
アナログ好きな私。
手帳との付き合いはまだまだ続きそうです。