ふつつかものですよ

結婚4年目 2018年12月女の子を出産。育児関連の書評、日常について綴っています。ふつつかものですが日々開き直って生きています。

最後のお餅つき

こんにちは。もの子です。

25日を跨いだ今日、世間はガラッとお正月モードに早変わりですね。

私は祖母の家でお餅つきをしてきました。
昔ながらの臼と杵でついています。

けれど
祖母たちが高齢になってきて準備・片付けが大変なこと
お餅が年々食べきれずに余るようになってきたこと
男手が足りない、などなど…
いろんな事情で今年が最後となりました。

ここ数年、仕事や家庭で忙しくて参加できなかった姉や従兄弟たちも久しぶりに集まって、賑やかな餅つきとなりました。


前日から桶でうるかし

かまどで餅米を蒸し




皆で交代しながら臼と杵でつきます

つき手とえいどり(餅に水を足したりひっくり返す人)声をかけあって、もちが冷めないうちにスピード勝負!

もちが冷めると米粒がつぶれず、口当たりの悪いお餅になってしまいます。
モタモタしてると外野から急かすヤジが…(°▽°)

非力な子供や女性だと餅になるまでに時間がかかって冷めてしまいがちだから
「女子供に餅をつかせるな」
という言葉があるそうで。

子どもの頃はいつもそういわれて、数回だけつかせてもらったらすぐおじさん勢に交代で不満だったけれど…
いまやうちの親戚は男手が少ないので、女性もガンガンつきます♪
でも、かなりキツくて1臼つくとヘトヘト。
男手はやっぱり必要だ…

手でのして、家に持ち帰ってから切り分けます

私が物心つくよりずーっと前から変わらない方法で毎年やっていたお餅つき。

蒸したての餅米をしょっちゅう味見したり
寒い寒いと火を囲んで
大人たちは酒を飲み、子供たちはテレビや学校の出来事をお喋り
かまどで作る焼き芋や焼きみかん
餅をのすときの温かさと柔らかさ…

30年以上当たり前にあった風景がこれっきりなくなってしまうのは寂しい!(T-T)
でも、アパート住まいじゃ引き継ぐこともできないし。
せめて、ムスメの記憶に残る歳まで続けられたらなぁ…残念です。

臼と杵でついたお餅はコシがあってズッシリと食べ応えがあります。

ムスメの1歳のお祝いの一升餅を食べた感想は、『うちでついた餅のが美味しいな…』
まぁ、食べ慣れた味だからかもだけど(°▽°)


思い出深い最後のお餅
味わって美味しくいただこうと思います。


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Instagramで育児絵日記描いています。