こんにちは。もの子です。
図書館で借りた本の感想です。
著者:柿田友広
『絵本とおもちゃでゆっくり子育て』
0歳から幼児までの 絵本とおもちゃでゆっくり子育て (momo book)
- 作者: 柿田友広,momo編集部,ドラベッラ・バーバラ
- 出版社/メーカー: マイルスタッフ(インプレス)
- 発売日: 2017/12/29
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そろそろ絵本やおもちゃを買おうかなーと思って目に止まって借りた本。
カラフルで美しい木のおもちゃを中心にロングセラーの玩具や絵本が全ページフルカラーで掲載されていて眺めるだけでワクワクします。
パラパラめくっていた時は単にカタログ的な本なのかと思っていたのですが、読み始めると子育てに関するコラムがとても充実していて読み物として面白いです!
メモ
- ボタン1つで光ったり歌ったりするデジタルなおもちゃと違って、アナログのおもちゃはちょっと不便だからこそこどもの発達や成長の助けになる
- 人の心は雪だるまのようなもの。体部分は心の土台(話をきいてもらったり、要望に応えてもらうことで育つ)頭の部分は社会性(課題をこなす、挑戦する、人の役に立ちたいと思う気持ち) 心の土台が育ってないと社会性は大きくすることができない。←以前読んだ佐々木正美さんの『こどもへのまなざし』にも通じるお話がありました
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- 教室やイベントで忙しい子供が多いが、毎日同じことを繰り返す『日課』の中でこどもは安心して小さな発見を繰り返し成長できる。
私はものを増やしたくないこともあって、とにかく使える期間が長いおもちゃを厳選して買おうと考えていたけれど、こちらの本ではこどもの興味や体の発達に合わせたおもちゃ選びが大切、と繰り返し伝えています。
- 最初は軽くて握りやすいおしゃぶりやラトル
- 力がついてきたら軽いものではもの足りなくなってくるので重ためのガラガラ
- ものを投げたり振り回すようになってきたら思い切り叩けるハンマーや太鼓
…のように
子供に必要なおもちゃには"旬"があって、与える時期が大事(早すぎれば使えないし遅ければ興味がわかない)なのかな、と感じました。
また、同じおもちゃで遊びこむことも大事で、電子音が鳴ったりやピカピカ光るおもちゃはこどものファンタジーの世界のジャマをしてしまうとのこと。
このデジタル社会、成長したらきっとそういうおもちゃも欲しがるだろうけれど…
それまでは、親からは与えないようにしようかな。
著者の柿田友広さんは静岡県で児童書とおもちゃの専門店『百町森』を開いている方。
今年で40周年とのことで、おもちゃのプロですね。
絵本とおもちゃで「ゆっくり子育て」しませんか? | HAPIKU(ハピク)食育
お店にはおもちゃで実際に遊べる有料のプレイルームもあるそうで。
ムスメがもう少し大きくなってきたらぜひ行ってみたいなあ。