こんにちは。もの子です。
アパート周辺の避難指示は継続していますが、川の水位が下がったこと・今後数日雨が降らない予報であることを踏まえて、昨日の昼間に自己判断で自宅へ戻りました。
避難所のスタッフの方々、夜を徹して復旧作業にあたっている方々、本当に頭が下がります。
避難生活をしている人たちが1日でも早く心落ち着ける日常に戻れますように。
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10/12 19:00過ぎ
避難所の体育館のスペースが無くなってくると、別棟の和室も解放されました。
はじめは高齢者優先
次に小さい子供連れの家族も移動するようにとスタッフの方が大声で知らせてくれました。
大荷物ですぐには動けなかったので、まずは私とムスメのみスタッフさんの元へ。
私は先頭の方に並べましたが、あっという間に長蛇の列になりました。
この時うっかり携帯を持たずに列に並んでしまってかなり焦りました。
気づいた夫がサッと届けてくれて事なきを得ましたが…。
とにかく慌ただしいので、携帯を首からぶら下げられるように、ネックストラップがあればなぁと感じました。
スタッフの誘導の元、一旦体育館の外へ出て和室のある別棟へ移動。
その時に出入り口が一気に混雑してしまい、少しパニックが起こりそうな雰囲気に。
悪天候の中新たに避難してきた人たちから
「なんで人がこんなに中から出てくるの?!」
「もう満員?」
「何かあったの?」
と、心配そうな声が上がりました。
スタッフの人たちが
「小さいお子さん連れのご家族を別の場所へ誘導しています!」
と大声で説明していましたが、風雨の音で近くの人にしか聞こえていないようでした。
誘導された先は20畳ほどの広さの和室2部屋。
座布団で各々スペースを確保していました。
私も家族3人が横になれるスペースを座布団で確保し、ムスメを降ろしました。
夫と携帯で連絡を取り荷物を移動。
ようやく一息つくことができました。
今日はムスメの離乳食をお休みして授乳することに。
授乳ケープを忘れてしまったので、持参したタオルケットで隠しながら添い乳しました。
10/12 20:00
防災メールより
河川上流のダムの放流開始
10/12 20:10過ぎ
防災メールより
土砂災害警戒区域・特別警戒区域に対して警戒レベル4・避難勧告 発令
警戒区域にある実家の家族が避難してくれていることを願う。
※避難どころか両親は実家が土砂災害警戒区域であることを把握していませんでした(ー ー;)
10/12 20:30過ぎ
防災メールより
河川の氾濫発生
アパートの少し上流で氾濫したとの情報。
この時に部屋はダメになるかもしれないと腹をくくりました。
(結果浸水はまぬがれました!)
婚約指輪とプロポーズの時に貰ったブレスレットを持ち出さなかったことを後悔…
この後も市内の様々な箇所に対して
警戒レベル4 避難指示
のメールが届きました。
その度に該当する場所に住む知人の顔が思い浮かんでは「無事避難できていますように」と祈ることしかできませんでした。
10/12 21:00頃
防災メールより
一次避難場所が満員のため別の指定緊急避難場所へ向かうようにとの内容
私が避難している建物も満員とのこと。
避難勧告が発令されてすぐに家を出発して正解だったと感じました。
避難勧告のうちは様子見して、避難指示で動いた人が結構いたんじゃないかと思います。
ムスメが隣にいたご家族のことを気に入ったのか、なぜか引き戻しても引き戻してもハイハイで乱入。
その一家のお父さんの膝の上に乗り出す始末…(°▽°)
恐縮で平謝りでしたが、皆さん笑顔で接してくださいました。
その家族の子供達(保育園〜小学生中学年くらい?)も
「赤ちゃんだー」
「一緒に寝ようよ!」
「いないいないばぁ♪」
と遊んでくれて和みました。
10/12 22:00頃
疲れたしそろそろ電気を暗くしたいな…と思っていたら、スタッフの方より「消灯は各部屋で行ってください」と声かけあり。ありがたい。
…が、しばらく誰も動かず。
私も迷っていたら、一人の女性が照明を操作して常夜灯にしてくれました。
こういう時サッと動ける人になりたい…
10/12 22:10過ぎ
防災メールより
河川の氾濫発生
住んでいる地域よりかなり下流の情報でした。
この後も数十分おきに下流へ場所を移動しながら氾濫している情報が届きました。
10/12 22:30頃
ムスメが興奮のためかいつも以上に喃語でお喋り。
その度に絵本を読んで気を紛らわせる。(絵本を読んでいる間はあまり声をださないので)
そのうち眠気でぐずり出したので、夫と交代で抱っこしながら廊下をウロウロ。
10/12 23:30頃
ムスメ→添い乳で就寝
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続きます。