ふつつかものですよ

結婚4年目 2018年12月女の子を出産。育児関連の書評、日常について綴っています。ふつつかものですが日々開き直って生きています。

『天気の子』と私が育児の合間に映画館へ行く理由

こんにちは。もの子です。

『天気の子』観てきました!

以下ネタバレありの感想です。

  • 新海監督作品の特徴でもある緻密に描かれた風景描写に感動。光や水の表現が美しくて、これだけで映画館で観る価値あります。
  • その分花火のシーンが一昔前のCGみたいに画面から浮いていて残念…
  • 「君の名は」に続きキャラクターがみんな魅力的!
  • すぐ知恵袋に聞いちゃう帆高、可愛い。
  • 須賀役の小栗旬の演技最高。こんなに格好いい声だっけ…
  • 高井刑事のあのリーゼントは何かエピソードがあるのかと思ったけどただの無能な刑事だった
  • やたらリアルなラブホの描写に笑った。陽菜の風俗バイト未遂といい、子供と観た親御さんは質問されないかヒヤヒヤしたろうなあ。
  • こういう現実の世界をとことんリアルに描くからこそ、ファンタジー部分がぐっと引き立っている気もする。
  • 帆高の家出の理由はなんなんだろう。島の閉塞感?
  • 問題(狂った天気)を解決しないでしれっと日常に戻るのにビックリしたけど、良い終わり方だと思った。ヒロインは守るし世界も救う!ってストーリーに飽きたのかも。人間一人が手にできることなんて、そんなに多くはないよね。
  • 須賀さんの「お前たちが世界を壊したとか、自惚れるな。もともとこの世界は狂ってる」というようなセリフが心にガツンときました。
  • 周りへの影響ばかり考えすぎて病んでいく、会社員や人の親や学生みんなに響くメッセージなんじゃないかな。人一人が何を選択しても、世界はそれでも回っていくから、もっと自分の心のままに生きればいい。というメッセージのように感じました。


月に1・2回ほど、週末の寝かしつけ後ムスメを夫に任せてリフレッシュの為に外出しています。

ショッピングモールでウィンドウショッピングしてみたり
スタバでのんびりしてみたり
TSUTAYAで立ち読みしてみたり…

色々試したけれど、最近はもっぱらレイトショーに足を運ぶのがお気に入り。
理由は「映画を観ている間は家事育児を完全に忘れられる」から。

洋服は動きやすさ・洗いやすさ重視で探しちゃうし。
スタバでコーヒー飲みながら翌日の離乳食のメニュー考えちゃうし。
立ち読みしてても料理雑誌や育児雑誌が目に入るし。
どうしてもムスメや家事のことが頭にチラついてしまう。

それらと比べると、映画は雑念が入る余地が少ないので、短い時間でもリフレッシュ効果がずっと高いのです。(※当社比)

前は数ある娯楽施設の一つにしか過ぎなかったけど…
1,300円払っても、現実から切り離してくれる時間が今の私には必要。

昔はアクションとSFとピクサー作品以外はDVD派だったけど、今はどんなジャンルでも映画館で観たいです。

とりあえず、次はライオンキングかな〜♪



Instagramで育児絵日記描いています。

『アラジン』と育児のリフレッシュ

こんにちは。もの子です。

アラジンをレイトショーで観てきました。
アラジン|映画|ディズニー公式

繰り返し何度も観た、大好きなディズニーアニメの実写化。
アラジン|作品紹介|ディズニーキッズ公式
アニメーションも音楽もキャラクターもストーリーも本当に素晴らしい!
オリエンタルな雰囲気やモチーフも大好き♪
子供の頃はアラジンに恋してました〜(//∇//)あとピーターパンにも…

ダンボが個人的にハズレだったのであまり期待しないでいたのですが…
とっっっても良かったです〜!

★以下ネタバレを含むので、お気をつけください


大好きな楽曲たち

ひと足お先に

ひと足お先に

アリ王子のお通り

アリ王子のお通り

加えて、この映画で新たに加わった曲もとても魅力的でした!
吹き替え版を見たけれど、すごい歌唱力〜!

スピーチレス~心の声

スピーチレス~心の声


個人的に、ストーリー改変もなかなか面白かったです。
子供心に「アラジン、いきなり王様になって国は大丈夫なのかな…?」と思っていたので 笑
国を想うジャスミンが国王になる、というのはとてもしっくりきました。

ジーニーが人間になったので、続編のジャファーの逆襲は作れないよねぇ。
残念だけど、冒頭のシーンと繋がった瞬間はグッときました♪
歌って踊りまくる青いウィルスミスも格好良かったです(o^^o)

ジャファーと王様の設定は結構変えられていましたね。
アニメ版の、思わずジャファーに同情したくなるくらいの王様のアホっぷりはジャファーのキャラクターを魅力的にしていたように思うけれど…
実写でイアーゴに吐くほどのクラッカーを突っ込んだり仕返しされたりする画はあまり見たくないし、まぁありなのかもしれない 笑

巨大コブラに変身するところは何でカットしちゃったのかなー?
あれ格好良くて好きなのになぁ。



少し残念だったのは、おそらく俳優さんの口に合わせるためにホールニューワールドの翻訳歌詞が変わっていたこと。

ホール・ニュー・ワールド

ホール・ニュー・ワールド

▲実写版

ホール・ニュー・ワールド (新しい世界)

ホール・ニュー・ワールド (新しい世界)

▲アニメ版


アニメ版の歌詞の方が、詩として美しくて好きだったなぁ〜。

授乳や抱っこを考えなくても良いワンピースを着てブレスレットをつけて。
小さめのバッグにお財布とケータイとハンカチだけ入れて。
ディズニーの世界観にどっぷり浸った2時間、とってもリフレッシュできました♪

その間、ムスメは何度か目を覚ましたらしく
夫は夜のお散歩をしたり抱っこしたりと頑張って寝かしつけてくれたそうです。
感謝!


さてさて。
また母ちゃん業をがんばるぞ〜!



○○○○○○○


Instagramで育児絵日記描いています。

映画感想『ダンボ』~アニメ版ファンとしては、微妙!

☆ネタバレ・批評ありなので、見たくない方はご注意ください

 

ダンボ

ダンボ|映画|ディズニー公式

 

子守唄でとっさに『ベイビー・マイン』が口から出てくるくらいアニメ版のダンボが大好きな私にとっては微妙な作品でした…。  

hututuka.hatenablog.com

 

馬をさっそうと操るコリン・ファレルエヴァ・グレーンが演じる空中ブランコの曲芸シーンはとっても魅力的でした♪

だけど…「ダンボの設定を使った別作品」という印象を拭えませんでした。

 

アニメ版では人間たちは基本的に蚊帳の外で、ダンボの成長がメイン。

  • 人と違う身体的特徴(ダンボの大きすぎる耳)が強み(空を飛べる)になる
  • 自分の力を信じる(お守り(羽)がなくても飛べる)
  • 子を想う母の強さ
  • さも正しそうな事を言いながら、人を差別する大人達の滑稽さ
  • アメリカンドリーム(ダンボがスターになったことでサーカス内でも待遇が良くなる)

・・・ということが描かれています。

 

しかし今回の映画ではサーカス団員の人間たち(主人公親子、落ち目のサーカスの団長と団員、やりて経営者の愛人?の女曲芸師など…)の描写がメインだったり、「野生の動物を見世物にしない」とダンボたちが自然に還されたり。

原作に比べると作品のテーマがぶれてしまってるなーと感じました。

 

ラストを見ながら、サーカス暮らしの象がいきなり野生に戻されて果たして幸せに暮らしていけるのかな?

…なんて考えてしまいました。

 

 

白雪姫・ダンボ・ピノキオ・バンビ・アリス…

ウォルトが制作したクラシックなディズニー映画の魅力は、ストーリーはもとより「アニメーションの動きの面白さ」や「音楽の力」が大きいと思います。

 

今の子どもは昔のディズニー作品を観る機会が少ないだろうから、せっかくリメイクするのならせめてあの魅力的な音楽を現代に蘇らせて欲しかったなぁ。

 

 

↓この”ケイシー・ジュニア”は団長の口笛とエンドクレジットで登場して嬉しかった。

 

↓なにより、現代の技術でこの不思議なシーンを再現してほしかったよー!

(後半ショーのシャボン玉でチラッと出てきたけど。)

今でも見てるだけでトリップしそう。

 

あと、 ダンボは赤ちゃん〜幼児の愛くるしさがギュッと詰まっていてめちゃくちゃかわいいです。

子供を産んだ後に見るとよく観察して描かれてるな〜と、改めて感心します。

 

ジャンボみたいに世間体なんか気にせず子を守れるお母ちゃんになりたいな。

 

 

「メリーポピンズ リターンズ」がものすごく良かったので期待値が上がっていた感もあります…。

ウォルト・ディズニーの凄さを再確認できた、という意味では良かったかも。

 

金曜ロードショーで昔のディズニー作品も放送して欲しいなぁ。