こんにちは。もの子です。
先日読んだ佐々木正美さんの『子どもへのまなざし』シリーズが良書だったのでこちらも図書館で借りてみました。
3歳までの子育てに大切なたった5つのこと (健康ライブラリー)
- 作者: 佐々木正美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/05/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子どもへのまなざしシリーズの書評はこちら
『子どもへのまなざし』シリーズ3冊分の内容をざっっっくりとまとめると
と、子どもの心について体系的に記してあるのに対して、こちらの本は
- 生まれてから3歳まで
- ママ・パパ・祖父母・保育所、幼稚園それぞれの役割
と内容をぎゅっとフォーカスしてあります。
育児でよくありがちな場面に出くわした時、2パターンの接し方をした場合、それぞれ子どもはどう感じるか?
その結果どんな風に発達するか?
可愛くてわかりやすいイラストでまとめられいます。
ケースバイケースのページだけをサラッと読むだけだと、『子どもへのまなざし』シリーズを読んでいても
「こんな風にできたらそりゃ理想的だけどやってらんないよ…」って感じてしまいましたが(^^;)
"佐々木先生のことば"や"コラム"などの文章を繰り返し読むと、本の印象が変わりました。
『精神科医としていろいろな家族を見てきたけれど、母親ががんばりすぎていて心配』
『パパはママの話や愚痴をたくさん聞いてあげて欲しい』
『子どもを無条件に愛することは簡単なことではない。うまくできなくても自分を責めないで、また次の機会にやってみましょう』
などなど…
佐々木さんの言葉は母親の心にも寄り添っていて優しいな〜と感じます。
産んでから子どもが小さいうちは文字数の多い『子どもへのまなざし』を読むのは大変そうなので、副読本として手元に置いておくのもいいかな〜と思いました。