こんにちは。もの子です。
母乳育児に関する本を読んでみました。
著者は牧野すみれさん
東京大学大学院を卒業後、研究者として働いている2児のママだそうです。
同名のブログ「ちょっと理系な育児」を運営されています。
ちょっと理系な育児 | 母乳?ネントレ?しつけ?…世界の科学者は何と答える? 育児の悩みに対する世界のトップレベルのスペシャリストの答えを、分かりやすく解説します。
こちらの本では「母乳育児をはじめる」「トラブルを乗り越える」「続ける」ための科学的な知識をWHO(世界保健機関)のガイドラインや論文を元にまとめてあります。
特に前半はおっぱいや授乳に関する基礎知識が満載で初めて知ることも多く、とても参考になりました!
- おっぱいの解剖学
- 効率の良い乳房への吸着(赤ちゃんが上手におっぱいを含めているか?の解説)
- 授乳時の姿勢のポイント
などなど図解つきで理解やすいです。
ただ
- 生後6ヶ月は赤ちゃんが欲しがるだけ昼夜関係なく頻繁に授乳する(上手に飲めていれば授乳の時間や間隔は制限しない)
- 赤ちゃんは自分に必要な哺乳量やカロリーを理解している
など、有名なネントレ本
『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』とは真逆で「赤ちゃん主導の授乳」が基本ですね〜
- 作者: ジーナ・フォード,高木千津子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/03/22
- メディア: 単行本
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こちらも母乳育児を推してはいますが、搾乳も駆使しつつ数時間おきの「定時授乳」
授乳の間隔や吸わせる時間はお母さん主導で管理した方が母乳育児を軌道に乗せやすい、という考えです。
どちらの本でも共通しているのは
母乳が製造されるメカニズムを理解すること
赤ちゃんをよく観察してサインをキャッチ→できるだけ泣きだす前に授乳してあげることが大事
ということかなあ。
母も子もできるだけハッピーでいられる、お互いに負担が少ない育児をしたい!というのが1番の願いだけど…さてどうなるかな〜(^^;)