ふつつかものですよ

結婚4年目 2018年12月女の子を出産。育児関連の書評、日常について綴っています。ふつつかものですが日々開き直って生きています。

【令和元年 台風19号】0歳児連れの避難の記録⑤ 実家での避難生活

台風19号の被害から早いものでもうすぐ2ヶ月。

大きく崩落した道路や線路は応急処置はされているものの復旧の目処が立っていません。

いつもムスメと散歩する河川敷も堤防道路から降りる木の階段が流されたままで、その脇を通る人たちに踏み固められて新たな道ができていました。

そんな異常な風景がすっかり日常に溶け込んでいるのが
なんだか『天気の子』の終盤の東京の風景と似ているなぁと、獣道のような素朴な道をムスメと散歩しながらぼんやりと思いました。

当時のことを日記やLINEを元に記します。

10/13 9:00

睡眠時間が少ないせいか、ムスメがずっとご機嫌ナナメ。
夕食に続き朝の離乳食をお休みして授乳するとコテンと眠った。

この後4時間半も眠り続けました。
相当疲れてたんだなぁ。
実家に避難できて本当に良かった…。

10/13 10:00

離乳食の在庫が心許なかったので父の運転でスーパーへ買い出し。
嘘みたいに晴れてキレイな青空でした。

開店直後なのにかなりの混雑。
品物が入ってきていないのか、買い占めがあったのか品物が空の棚がちらほら。
パン、総菜、お弁当類も並ぶ先から無くなっていた。

購入したもの

  • ベビーフード12食
  • 離乳食用の食材
    • 無塩うどん
    • 野菜
    • 挽肉
    • ツナ缶

10/13 12:00頃

夫の会社から電話。
安否確認と月曜日は出社可能か?とのこと。
(祝日休みではないので翌日は出勤日。)

とりあえず午前中は休みをとってもらいました。

夫と話し合い
今日は実家へ泊まって明日以降は河川の状況次第でアパートに戻るか判断しようという事になりました。

10/13 13:00頃

友人たちとのLINEのやり取りが活発に。
驚いたのは
『大雨の中旦那が川の様子を見に行って心配だった』
という声が複数人から上がった事。
(しかも消防の仕事でもなく、完全に個人の興味本位)

毎回それで亡くなる人がいるのにねぇ
見に行ったからってどうなるわけでもないのに…
と妹と話していたら
父が「気持ちわかるなあ。俺も見にいこうかと考えた」との発言。
えぇ〜…(°▽°)

川の様子を見に行きたがるのは男性の本能なのか…?

10/13 16:00

防災メールより
避難指示の対象自治体変更

一部の地域で避難指示・避難勧告が解除されるが、私のアパートのある地域は引き続き避難指示継続とのこと。

10/13 夜

昨晩・朝と離乳食をお休みしていたからか、バクバク食べるムスメ。
このところ数口しか食べなくて心配してたけど、お腹が空けば食べるのねと皆で笑う。

破損した堤防の修復作業の様子を映すローカルチャンネルを眺めながら夜を過ごす。

翌日からしばらく雨の予報。


次回でラストです。